整体院・リラクゼーションサロンや美容・エステサロンの経営において、POSレジの導入は今や必要不可欠なツールです。
POSレジは、単なるレジシステムの役割を超えて、顧客管理、売上分析、在庫管理など、多岐にわたる業務を統合的にサポートします。
さらに、最近のトレンドであるキャッシュレス決済や、オンライン予約システムとの連携も標準機能として提供されているものが多く、効率化だけでなく顧客満足度の向上にも大いに役立っています。
特に、業界ごとの特化機能を持つPOSレジが続々と登場しており、サロン経営者にとってはどのレジを選ぶかが大きな課題となっています。
導入コストや操作性、必要な機能など、多くの要素を考慮する必要があるため、最適なPOSレジ選びは重要な経営戦略の一環です。
本記事では、POSレジの基本的な機能や導入のメリットを解説し、サロンの規模や目的に応じた最適なPOSレジを選ぶためのポイントを紹介します。
経営者の皆様が、自分のサロンにぴったりのPOSレジを見つけ、売上や顧客満足度を向上させる手助けができれば幸いです。
目次
POSレジの基本知識
POSレジは、単なる会計処理システムではありません。
サロン経営全体を効率化し、売上管理や顧客管理、さらにはマーケティング活動に至るまで、幅広い分野で活用できるツールです。
この章では、POSレジの基本的な機能や導入することによるメリットを詳しく解説します。
POSレジの基本機能
POSレジとは「Point of Sale」の略で、単なるレジスター機能に加え、売上や在庫、顧客データの管理機能を搭載したシステムを指します。
以下に、POSレジの代表的な基本機能を説明します。
- 売上管理
日々の売上を自動的に記録し、時間帯やサービス別に分析が可能。
どの時間帯が繁忙期か、どの施術や商品が人気かを瞬時に把握でき、店舗運営の改善に役立ちます。 - 在庫管理
販売された商品の在庫数が自動的に更新され、在庫切れや過剰在庫を防ぎます。
特に、美容・エステサロンでは、施術用品や消耗品の管理が特に重要で、適切な在庫管理が顧客満足度の向上につながります。 - 顧客管理
顧客情報や過去の購入履歴、施術履歴などを記録し、顧客ごとにカスタマイズしたサービスが可能です。
これにより、顧客のリピート率向上を期待できます。 - レポート機能
売上データや在庫データを基に、週単位・月単位で詳細なレポートを作成できます。
これにより、経営状況をリアルタイムで把握し、戦略的な経営判断が可能となります。 - キャッシュレス決済
クレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコード決済など、現金以外の多様な支払い方法に対応している機能です。
これにより、支払いの利便性が向上し、顧客満足度の向上に繋がります。
また、POSレジが自動的に売上データを記録するため、決済業務が効率化し、人的ミスを防ぐことができます。
POSレジの基本構成
整体院やリラクゼーションサロン、美容エステサロンの運営において、POSレジは会計処理や在庫管理、顧客情報の連携を効率化するための重要なツールです。
その基本構成を、本記事では以下の3つの要素で構成しています。
- POSシステム
従来型の計算機能に加え、POS機能を組み込んだシステムやアプリをインストール - レジ・決済機能/ハードウェア
レジ機能やキャッシュレス決済に必要となるハードウェア - キャッシュレス決済サービス
利用可能な決済方法に対応したキャッシュレスサービス
これらの要素が連携することで、サロン業務の効率化と顧客満足度の向上が期待できます。
さらに、POSレジは外部システムとの連携により、以下のような入力(インプット)と出力(アウトプット)の機能を持ちます。
インプット(入力)
- 予約システム
- 顧客管理システム
- ECサイトの売上(物販・サービス予約など)
- 勤怠管理システム
- 在庫管理システム
- その他(店舗アプリ、会員システム、ポイントシステムなど)
アウトプット(出力)
- 会計システム(例:マネーフォワード、フリー、弥生会計など)
これらの入力と出力の機能は相互作用し、サロン業務全体の効率化とサービス品質の向上に努めます。情報源
POSレジの種類
POSレジは、基本構成に基づいて以下の2つの種類に分類されます。
一体型(ターミナル型)
POS専用に設計されたレジで、バーコードリーダーなどの各種機能とPOS機能が一体化されています。
コンビニやスーパーマーケットなど、多くの店舗で採用されています。
近年では、卓上型やスタンド型、対面・セミセルフ・セルフ型など、設置場所や用途に応じたさまざまな種類が登場しており、整体院・サロンの受付スペースに合わせて選ぶことが可能です。
一方で、導入コストが高いため、中規模から大規模の事業に適しているといえます。
クラウド型(パソコン・タブレット型)
パソコンやタブレット、スマートフォンなどにPOSシステムをインストール(またはアプリをダウンロード)することで利用可能なPOSレジです。
多機能な機器と接続することで、一体型POSレジに近い機能を低コストで導入できる点が大きなメリットです。
そのため、新規開業者や小規模~中規模の事業に適しています。
種類 | ハードウェア | POS | キャッシュレス決済 (サービス/端末) | 主な使用形態 | 主な事業規模 |
---|---|---|---|---|---|
一体型(ターミナル型) | 専用ハードウェア | 専用ソフトウェア | 別途契約・購入(対応する決済サービス・端末) | 対面、セミセルフ、セルフ | 中~大規模 |
クラウド型(パソコン・タブレット型) | 別途購入(必要に応じた機器) | パソコン(タブレット・スマホ)にソフトウェア(アプリ)をインストール | 対面 | 小~中規模 |
整体・リラクゼーション/美容・エステサロンに必要となる機能
サロン業界におけるPOSレジには、一般的な小売業や飲食店とは異なる特有のニーズが存在します。
施術内容や予約管理、顧客ごとのカルテ管理など、サロン運営に必要な機能を兼ね備えたものが求められます。
以下のような機能が、整体・リラクゼーション/美容・エステサロンにとって特に重要です。
- 予約管理機能
POSレジと連携した予約システムにより、顧客の予約状況や空き時間の確認、リマインダーの自動送信などが可能です。
これにより、予約の管理ミスを防ぎ、顧客満足度を高めることができます。 - 施術履歴管理
顧客ごとの施術履歴を記録し、次回の施術時に活用できる機能。
これにより、個別対応が強化され、顧客満足度の向上に寄与します。 - 従業員の管理機能
サロンでは、スタッフごとに売上を管理することが求められます。
POSレジには、各スタッフの売上や稼働時間を管理する機能があり、スタッフの評価や報酬システムと連携させることも可能です。
また、シフト管理や稼働時間の記録も行えます。 - マーケティング機能
顧客管理機能に加えて、マーケティング機能を有するPOSレジでは、顧客に対して個別のメッセージやポイント・クーポン発行ができるため、リピーターの獲得や顧客満足度の向上に繋がります。
POSレジの導入によるメリット
POSレジを導入することで、サロン経営には大きなメリットがもたらされます。
具体的には以下のような効果が期待できます。
- 業務効率の向上
手作業での会計処理や在庫管理、顧客情報の記録が自動化されるため、ミスが減り、スタッフの負担が軽減されます。
これにより、顧客対応やサービスの質に集中することができるようになります。 - 売上データのリアルタイム管理
POSレジは、売上データをリアルタイムで確認できるため、即座に売上分析が可能です。
例えば、どの施術が人気か、売上のピークはいつかなどの情報を迅速に把握し、マーケティング施策に反映させることができます。 - 顧客管理の充実
顧客情報をデジタルで一元管理することで、個々の顧客に合わせたサービス提供が可能になります。
特に、施術履歴や好みのサービスを記録し、次回以降の施術に活用することは、顧客満足度を向上させるために効果的です。 - キャッシュレス対応の向上
キャッシュレス決済の導入が進んでいる現代では、顧客の支払い方法に対応することが重要です。
POSレジを導入することで、現金取引だけでなく、クレジットカードやQRコード決済など、様々な支払い方法に対応でき、顧客満足度を高めます。
キャッシュレス決済の進展とPOSレジの役割
スマートフォンの普及や新型コロナウイルス感染症の影響で、非接触決済であるキャッシュレス決済が普及している中、POSレジがその受け皿として重要な役割を果たしています。
特に整体院やサロン業界では、でも、現金を持たずに来店するお客さまが増えており、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済に対応することで、お客さまに対してスムーズな支払い体験を提供できるようになります。
また、キャッシュレス決済の利用率が増えることで、現金管理の手間が省け、経理業務の効率化が図れます。
キャッシュレス決済を導入することで、お客さまの支払い方法の多様化に対応し、満足度向上とリピート率の向上に寄与します。
特に、顧客のニーズに合わせたサービスを提供することが可能となるため、キャッシュレス決済の進展に対応したPOSレジの導入は、サロン経営の競争力を高める重要な要素です。
整体・リラクゼーション/美容・エステサロン向けおすすめPOSレジ15選
POSレジ導入前には、製品ごとの基本機能や自院のニーズに応じた機能を十分に理解し、自社に最適なPOSレジを選ぶことが成功の鍵です。
そのため、本章では、整体院・リラクゼーションサロンや美容・エステサロン向けに推奨される15のPOSレジを一覧で比較し、それぞれの製品について触れ、規模・目的別におすすめPOSレジを紹介します。
おすすめPOSレジ一覧
製品名 | 特徴 | 機能 | POS類型/ハードウェア | キャッシュレス決済 | 外部連携 | 導入プラン・料金 |
---|---|---|---|---|---|---|
Airレジ | 無料で利用可能なシンプル操作 | 売上管理、顧客管理、在庫管理 | クラウド型/別途購入 | Airペイ対応、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済の決済料率3.24%(COIN+は1.08%) | 予約システム、会計ソフト(freee、Money Forward、弥生、TKC) | 無料プランあり |
スマレジ | 柔軟なカスタマイズが可能 | 売上管理、在庫管理、顧客管理 | クラウド型/別途購入 | PAYGATE、スマレジ・ペイメント対応、決済料率はクレジットカード2.90%~、電子マネー3.24%、QRコード決済2.00%~ | 予約システム、会計ソフト(freee、弥生) | 無料プランあり、月額5,500円~ |
Square POSレジ | 簡単導入、基本機能は無料 | 売上管理、顧客管理、レポート機能 | クラウド型/別途購入 | Square決済対応、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応、決済料率は対面 | 予約システム、会計ソフト(freee、Money Forward)、EC・オンライン決済 | 無料プランあり |
ユビレジ | 店舗向けに特化、豊富な連携 | 売上分析、顧客管理、オーダリング機能、在庫管理 | クラウド型/別途購入 | 各種キャッシュレス決済サービス連携(楽天ペイ、stera terminal、STORES、Square、JMS、オムニカード) | 予約システム、会計ソフト(freee、Money Forward、弥生、TKC)、Salesforce、電子カルテ | 無料1ヶ月お試しプランあり、月額6,900円~ |
POS+ healthcare | クリニック・整体院向けに特化、多機能 | 売上・顧客分析、電子カルテ作成、オーダリング | クラウド型/別途購入 | 各種キャッシュレス決済サービス連携 | 予約システム、会計ソフト(freee、Money Forward、弥生) | 月額14,000円~ |
POS+ beauty | 美容サロン向けに特化、多機能 | 売上・顧客分析、電子カルテ作成、オーダリング | クラウド型/別途購入 | 各種キャッシュレス決済サービス連携 | 予約システム、会計ソフト(freee、Money Forward、弥生) | 月額14,000円~ |
USENレジ HEALTHCARE | 治療院・整体院向けに特化 | 売上管理、予約管理、顧客管理、電子カルテ作成 | クラウド型/別途購入 | USEN PAY対応、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応、決済料率3.24%~ | 予約システム、会計ソフト(freee、Money Forward、弥生) | 月額12,980円~ |
USENレジ BEAUTY | 美容サロン向けに特化 | 売上管理、予約管理、顧客管理、電子カルテ作成 | クラウド型/別途購入 | USEN PAY対応、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応、決済料率3.24%~ | 予約システム、会計ソフト(freee、Money Forward、弥生) | 月額12,980円~ |
STORESレジ | 操作が簡単で直感的、幅広い決済 | 売上管理、顧客管理、豊富な決済 | クラウド型/別途購入 | STORES決済対応、決済料率はクレジットカード3.24%(理容室・床屋では2.48%~)、電子マネー1.98~3.24%、QRコード決済3.24% ※中小支援プランに該当すればクレジットカード決済1.98~2.38% | 予約システム、会計ソフト、EC・オンライン決済 | 無料プランあり、有料プラン月額4,950円~(中小支援プラン3,300円~) |
Bionly | 美容サロン向けに特化 | 売上管理、予約管理、顧客管理、電子カルテ作成 | クラウド型/別途購入 ※Android端末は未対応 | 各種キャッシュレス決済サービス連携 | 予約システム | 月額17,000円~ |
SalonAnswer | 美容サロン特化のシステム | 売上管理、予約管理、顧客管理、電子カルテ作成 | クラウド型/別途購入 ※Android端末は未対応 | 各種キャッシュレス決済サービス連携 | 予約システム | 月額9,800円~ |
EstheAnswer | エステサロン特化のシステム | 売上管理、予約管理、顧客管理、電子カルテ作成、電子契約書 | クラウド型/別途購入 ※Android端末は未対応 | 各種キャッシュレス決済サービス連携 | 予約システム | 月額14,800円~ |
stera pack POS | SMBCが提供するオールインワン決済端末、多機能POS | 売上管理、顧客管理、在庫管理 | 一体型/キャッシュドロアやバーコードリーダーは別途購入 | stera決済対応、決済料率はクレジットカード3.24%(Visa、Mastercardは2.70%)、電子マネー・QRコード決済3.24% | 予約システム、会計ソフト | 月額9,900円~ |
A’staff Cloud | 美容サロンに特化、予約の連携 | 売上管理、顧客管理、在庫管理、電子カルテ作成 | クラウド型/別途購入 | 各種キャッシュレス決済サービス連携 | 予約システム、会計システム | 月額8,000円~ |
CASHIER | 業種を問わない多機能POSシステム | 売上管理、顧客管理、在庫管理 | 一体型・クラウド型/別途購入 ※iOS端末は未対応 | CASHIER PAYMENT対応、クレジットカード・電子マネー3.24~3.75%、QR決済2.9% | 予約システム、会計ソフト | 無料プランあり、月額2,200円~ |
おすすめPOSレジの紹介
1.Airレジ
- クラウド型
ハードウェア類は必要となるものを別途購入。 - メリット
無料でレジ機能が利用でき、シンプルで直感的な操作性が特徴。
基本的な売上管理や顧客管理機能を提供し、個人事業主など小規模な治療院でも導入しやすい。
予約システム(Airリザーブ)やキャッシュレス決済(Airペイ)との顧客情報の連携が強み。
freee、Money Forward、弥生会計、TKCなどの会計ソフトとの連携が可能。 - デメリット
美容業界特有の顧客管理や予約機能が限定的。
カスタマイズ機能が少ない。 - 費用対効果
無料プランがあり、低コストで基本的な機能が揃う。 - キャッシュレス決済
Airペイをを利用したクレジットカードやQRコード決済が可能。
決済料率はクレジットカード3.24%、電子マネー3.24%、QR決済3.24%~(COIN+は1.08%)。 - 外部連携
予約システムや会計ソフトとスムーズに連携可能。
2.スマレジ
- クラウド型
ハードウェア類は必要となるものを別途購入。 - メリット
柔軟なカスタマイズが可能で、売上分析や在庫管理、顧客管理機能が充実。
中規模以上のサロンに適している。
予約システム、会計ソフト、ECとも連携可能。
また、アプリ連携による会員証・ポイントカード発行、ホットペッパービューティー、EPARKなど各メディアからの予約を一元管理できる。 - デメリット
無料プランもありますが、利用したい機能が多い場合は、ややコストがかかる。 - 費用対効果
無料プランもあり、有料プランでも月額5,500円から利用でき、機能の充実度を考えるとコストパフォーマンスが良い。 - キャッシュレス決済
PAYGATE、スマレジ・ペイメントを利用したクレジットカードやQRコード決済が可能。
決済料率はクレジットカード2.90%~、電子マネー3.24%、QR決済2.00%~。 - 外部連携
予約システムや会計ソフト(freee、Money Forward、弥生、勘定奉行、TKC)と連携。
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3.Square POSレジ
- クラウド型
ハードウェア類は必要となるものを別途購入。 - メリット
無料で導入でき、シンプルでわかりやすい操作性が特徴。
売上管理や顧客管理に加え、基本的なレポート作成も可能。
EC連携やオンライン決済がスムーズ。 - デメリット
美容業界に特化した機能や予約システム連携が少ない。 - 費用対効果
レジ機能は無料で、決済ごとの手数料のみとなるため、初期費用が抑えられる。 - キャッシュレス決済
Square決済を利用したクレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応しており、決済料率は対面2.5%、オンライン3.6%、非対面3.75%。
尚、2024年11月1日よりクレジットカード決済(VISA、MasterCard)の決済手数料は3.25%から2.5%となります(年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の事業者が対象)。 - 外部連携
会計ソフト(freee、Money Forward)、EC(Wix、Woocommerce)などと連携可能。
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Square レジスター(¥84,980 -> ¥67,980) - 割引コード:SQUARE24
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4.ユビレジ
- クラウド型
ハードウェア類は必要となるものを別途購入。 - メリット
顧客管理や売上管理に加え、予約管理や施術履歴の管理が可能。
店舗向けに特化した機能が揃っている。 - デメリット
月額費用がかかるため、小規模サロンにはコスト負担が大きい可能性がある。 - 費用対効果
月額6,900円から利用でき、美容業界向け機能が充実しているため、コストパフォーマンスは良い。 - キャッシュレス決済
各種キャッシュレス決済サービス連携(楽天ペイ、stera terminal、STORES、Square、JMS、オムニカード) - 外部連携
会計ソフト(freee、Money Forward、弥生、TKC)、Salesforce、電子カルテなどと連携が可能。
5.POS+ healthcare(ポスタス ヘルスケア)
- クラウド型
ハードウェア類は必要となるものを別途購入。 - メリット
クリニックや整骨院の業務に特化した機能を備えており、予約管理、顧客管理、メールのDM配信、電子カルテ作成が可能。
尚、電子カルテは患者情報や施術に関するメモや写真のアップロードが可能。
また、365日対応のコールセンターと駆けつけサポートが含まれます。 - デメリット
導入費用280,000円~(タブレット、レシートプリンター、キャッシュドロア、アクセスポイント、導入・設置サポ-ト含む)、月額14,000円と料金が比較的高めで、小規模治療院にはコストが負担になる場合がある。 - 費用対効果
月額14,000円からと高機能に見合った料金だが、業務を効率化し、顧客満足度を向上させることが期待できる。
業務の効率化により、スタッフの負担が軽減され、結果として人件費や運営コストの削減が見込めるため、中規模以上の治療院には費用対効果が高い。 - キャッシュレス決済
各種キャッシュレス決済サービス連携(楽天ペイ、stera terminal、PAYGATE Station) - 外部連携
電子カルテ、予約システム、会計システム(freee、Money Forward、弥生)などとのスムーズな連携が可能。
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6.POS+ beauty(ポスタス ビューティー)
- クラウド型
ハードウェア類は必要となるものを別途購入。 - メリット
美容サロンに特化した機能を備えており、予約管理、顧客管理、メールのDM配信、電子カルテ作成が可能。尚、電子カルテは顧客情報や施術に関するメモや写真のアップロードが可能。
また、365日対応のコールセンターと駆けつけサポートが含まれる。 - デメリット
導入費用280,000円~(タブレット、レシートプリンター、キャッシュドロア、アクセスポイント、導入・設置サポ-ト含む)、月額14,000円と料金が比較的高めで、小規模サロンにはコストが負担になる場合がある。
多機能であるため、スタッフが全機能を使いこなすまでに時間がかかる場合がある。 - 費用対効果
月額14,000円からと高機能に見合った料金だが、業務を効率化し、顧客満足度を向上させることが期待できる。
業務の効率化により、スタッフの負担が軽減され、結果として人件費や運営コストの削減が見込めるため、中規模以上のサロンには費用対効果が高い。 - キャッシュレス決済
各種キャッシュレス決済サービス連携(楽天ペイ、stera terminal、PAYGATE Station)。 - 外部連携
電子カルテ、予約システム、会計システム(freee、Money Forward、弥生)などとのスムーズな連携が可能。
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7.USENレジ HEALTHCARE
- クラウド型
ハードウェア類は必要となるものを別途購入。 - メリット
直感的な操作性とシンプルな設計が特徴。
会計機能に加えて集計・分析機能が多彩で、カルテ作成・予約管理など整体・リラクゼーションサロン向けの機能が揃っている。
また、USENの他サービスとの連携が強みで、さまざまな外部システムとシームレスに連携できます。
導入後も24時間365日の電話サポートあり。 - デメリット
多機能だが、料金がやや高めで、小規模サロンにはコストが負担になる場合がある。 - 費用対効果
初期費用75,000円、月額12,980円から利用可能で、多くの機能を利用したい場合はストパフォーマンスが良い。
※金額は税抜きで、レジ用iPadやキャッシュドロア台などの機材も必要な場合は別途購入 - キャッシュレス決済
USEN PAYを利用したクレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応、決済料率3.24%~、初期費用・月額利用料0円
※対応端末はiOS 端末( iPhone 、 iPad )のみ - 外部連携
予約システムや会計ソフト(freee、Money Forward、弥生)との連携が可能。
8.USENレジ BEAUTY
- クラウド型
ハードウェア類は必要となるものを別途購入。 - メリット
基本的な会計機能はもちろん、カルテ作成、予約・顧客管理、売上の自動集計や売れ筋分析、スタッフ毎の緻密な分析など、美容サロンに必要な機能を標準搭載したPOSレジ。
また、USENの他サービスとの連携が強みで、さまざまな外部システムとシームレスに連携できます。
導入後も24時間365日の電話サポートあり。 - デメリット
多機能だが、料金がやや高めで、小規模サロンにはコストが負担になる場合がある。 - 費用対効果
初期費用75,000円、月額12,980円から利用可能で、多くの機能を利用したい場合はストパフォーマンスが良い。
※金額は税抜きで、レジ用iPadやキャッシュドロア台などの機材も必要な場合は別途購入 - キャッシュレス決済
USEN PAYを利用したクレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応、決済料率3.24%~、初期費用・月額利用料0円 - 外部連携
予約システムや会計ソフト(freee、Money Forward、弥生)との連携が可能。
9.STORESレジ
- クラウド型
ハードウェア類は必要となるものを別途購入。 - メリット
STORESレジは、操作が非常に簡単で直感的に使えるため、POSシステムに慣れていないスタッフでもスムーズに導入・利用が可能です。
また、幅広いキャッシュレス決済方法に対応しており、STORES決済との連携により、クレジットカードやQRコード決済もスムーズに行えます。
オンライン決済にも対応しており、店舗での決済だけでなくオンラインショップとの連携も可能です。 - デメリット
他の多機能POSレジに比べると、美容サロン特化の機能やカスタマイズ性が劣るため、特定の業務に特化した機能が必要な中規模以上のサロンでは物足りない場合があります。 - 費用対効果
無料プランが提供されているため、初期費用を抑えつつ導入できる点が大きなメリット。
さらに、有料プランはベーシック月額4,950円~、中小支援プラン月額3,300円~で、必要に応じて機能を拡張できます。 - キャッシュレス決済
STORES決済を利用してクレジットカードやQRコード決済に対応。料率はクレジットカード3.24%、電子マネー1.98~3.24%、QR決済3.24%。
尚、理容室・床屋(美容院は適用外)では特別プランの適用となり、クレジットカード決済2.48%~。また、中小支援プランに該当すればクレジットカード決済(VISA、Mastercar 1.98 / JCB、American Express、Diners Club、Discover 2.38%)となります。 - 外部連携
予約システムや会計ソフト、オンライン決済とも連携が可能で、店舗とオンラインを融合したビジネス運営が可能です。
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中小支援プラン
次の「中小支援プランの要件」を満たす場合、月額3,300円の費用がかかりますが、クレジットカード決済(VISA、Mastercar 1.98 / JCB、American Express、Diners Club、Discover 2.38%)
【中小支援プランの要件】
- 中小企業庁の定義する中小企業要件を満たすこと(個人事業主も含む)
※下表に記載 - 上場企業や大企業の持分法適用会社、連結子会社、またはフランチャイズ提携先ではないこと
- 年間のキャッシュレス決済総額が3,000万円未満であること
※年間のカードブランド毎の決済総額が一定額を超える場合等、適用外となる可能性がございます。
業種分類 | 中小企業基本法の定義 |
---|---|
製造業その他 | 資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社 又は 常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人 |
卸売業 | 資本金の額又は出資の総額が1億円以下の会社 又は 常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人 |
小売業 | 資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社 又は 常時使用する従業員の数が50人以下の会社及び個人 |
サービス業 | 資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社 又は 常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人 |
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10.Bionly(ビオンリー)
- クラウド型
ハードウェア類は必要となるものを別途購入。
※Android端末は未対応 - メリット
美容サロンに特化しており、顧客の施術履歴や好みを管理でき、集計データを活用した売上分析・顧客分析が可能。
シンプルな予約サイト、写真アップロードできる電子カルテ、チャット機能によりリピート顧客の獲得に役立つ。 - デメリット
美容サロン以外の業態には向かない。
また、月額料金がやや高め。 - 費用対効果
月額17,000円から利用でき、リピート顧客を増やすための機能を考えるとコストパフォーマンスは良い。 - キャッシュレス決済
各種キャッシュレス決済サービス連携(楽天ペイ、STORES、Square) - 外部連携
予約システムとの連携が可能。
11.SalonAnswer(サロンアンサー)
- クラウド型
ハードウェア類は必要となるものを別途購入。
※Android端末は未対応 - メリット
美容サロン向けに特化したPOSレジで、写真登録できる電子カルテによる施術管理やスタッフごとの予約管理が可能。
また、複数店舗の売上・分析も可能。 - デメリット
月額料金がやや高めで、小規模サロンにはコストが負担になる場合がある。 - 費用対効果
初期費用130,000円、月額9,800円からと少し高めだが、機能の充実度を考えるとコストパフォーマンスは良い。 - キャッシュレス決済
各種キャッシュレス決済サービス連携(STORES) - 外部連携
予約システムとの連携が可能。
12.EstheAnswer(エステアンサー)
- クラウド型
ハードウェア類は必要となるものを別途購入。
※Android端末は未対応 - メリット
エステサロン向けに特化したPOSレジで、写真登録できる電子カルテによる施術管理やスタッフごとの予約管理が可能。
また、契約書(電子サイン機能)が作成でき、複数店舗の売上・分析も可能。 - デメリット
月額料金がやや高めで、小規模サロンにはコストが負担になる場合がある。 - 費用対効果
初期費用130,000円、月額14,800円からと少し高めだが、機能の充実度を考えるとコストパフォーマンスは良い。 - キャッシュレス決済
各種キャッシュレス決済サービス連携(STORES) - 外部連携
予約システムとの連携が可能。
13.stera pack POS(ステラパック ポス)
- 一体型
キャッシュドロアやバーコードリーダーは別途購入 - メリット
「stera pack POS」は、SMBCグループが提供するPOSシステムとキャッシュレス決済端末が一緒のコンパクトなオールインワン決済端末で複数の店舗管理も可能。
売上管理などの基本機能に加え、煩雑な在庫管理はスマホでバーコードを読み取るだけで効率化できる。
また、顧客管理は販促・集客アプリによる会員証/スタンプカード発行・クーポン配布・ニュース配信などによる顧客の囲い込みが可能。 - デメリット
月額料金がやや高めのため、コストが負担になる場合がある。
また、多機能であるため、小規模サロンなどで全機能を必要としない店舗には向かない。 - 費用対効果
初期コスト0円、月額9,900円(税込)と、機能の充実度を考えるとコストパフォーマンスは高い。 - キャッシュレス決済
stera決済を利用してクレジットカードやQRコード決済に対応。料率はクレジットカード3.24%(Visa、Mastercardは2.70%)、電子マネー・QR決済3.24% - 外部連携
各種システムとの連携が可能。
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14.A’staff Cloud(エースタッフクラウド)
- クラウド型
ハードウェア類は必要となるものを別途購入。 - メリット
シンプルな操作性で美容サロンに特化しており、電子カルテは手書きの記録や写真も保存でき、LINE連携による顧客管理が可能。
また、予約管理システムの「Reservia(リザービア)」とのスムーズな連携が行える。 - デメリット
月額料金がやや高めで、小規模サロンにはコスト負担が大きい可能性がある。 - 費用対効果
初期費用100,000円、月額8,000円から利用でき、クラウドベースの柔軟性と機能充実度を考えると、コストパフォーマンスは良い。 - キャッシュレス決済
各種キャッシュレス決済サービス連携 - 外部連携
予約システムやク会計システムとの連携が可能。
15.CASHIER(キャッシャー)
- 一体型およびクラウド型
クラウド型のハードウェア類は必要となるものを別途購入。
※iOS端末は未対応 - メリット
幅広い決済手段に対応した多機能POSシステムで、売上管理・顧客管理・在庫管理や予約システムとの連携もでき、業種や規模を問わない幅広い導入実績。
利用シーンに合わせてスマホ・タブレットやセミセルフ、セルフレジ、セルフレジ券売機などのハードウェアのラインナップがあり、1店舗から複数店舗の大きな規模まで対応。
売上管理や顧客管理に加え、在庫管理や予約システムとの統合も可能。美容業界でも導入が進んでいる。 - デメリット
基本的な機能は充実しているが、整体・リラクゼーション/美容・エステサロン向けに特化した機能は不足。 - 費用対効果
月額無料のスタータープランがあり、有料プランはハードウェアの種類により月額2,200円から利用でき、豊富な機能を提供しているため、コストパフォーマンスは良い。
特に多店舗展開のサロンに向いている。 - キャッシュレス決済
CASHIER PAYMENTを利用してクレジットカードやQRコード決済に対応。料率はクレジットカード・電子マネー3.24~3.75%、QR決済2.9% - 外部連携
予約システムや会計ソフトとの連携が可能。
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選ぶ際の注意点
POSレジの選定は、サロン経営にとって非常に重要なポイントです。
適切なPOSレジを選ぶことで、業務効率が向上し、売上や顧客満足度もアップします。
しかし、選択を誤ると、コストの増加や操作性の悪さが原因でスタッフや顧客に不便を強いることになりかねません。
そこで、POSレジを選ぶ際に注意すべきポイントを詳しく見ていきましょう。
価格と機能のバランス
POSレジは、導入時にかかる初期費用と、毎月発生する月額費用があるため、これらのコストを正確に把握することが大切です。
初期費用は、ハードウェアや設置費用、初期設定にかかる費用が含まれます。また、月額費用には、システム利用料やサポート料が含まれる場合が多いです。
POSレジによっては、導入時に特典や割引が適用されるケースもあるので、複数のベンダーを比較検討し、コストパフォーマンスの高いものを選ぶことが推奨されます。
また、ランニングコストが安いだけでなく、サロンの規模に合わせて費用が変動するタイプのプランを提供しているサービスもあります。
但し、導入コストだけで判断するのではなく、どの機能が自院にとって必要かを見極め、必要な機能を備えたシステムを選びましょう。
操作性
POSレジを導入しても、使い方が難しくてはスタッフが使いこなせず、業務効率化の恩恵が得られません。
そのため、誰でも直感的に使える操作性を持ったPOSレジを選ぶことが非常に重要です。
特にサロン業務では、受付や会計処理を迅速に行う必要があるため、操作のしやすさは大きなポイントになります。
導入前に、デモンストレーションやトライアル版を使用して、スタッフがどの程度スムーズに操作できるか確認することをおすすめします。
カスタマイズ性(拡張性)
各サロンには異なるニーズや業務の流れがあり、POSレジもそれに対応できる柔軟性が求められます。
例えば、顧客管理の詳細項目を増やしたい、特定のキャンペーンを反映させたいなどのニーズに対して、POSレジの機能をカスタマイズできるかどうかは重要です。
また、今後の事業拡大や新サービスの追加に伴って、柔軟に機能を追加できるかどうかも確認しておくと、長期的な経営の安定に繋がります。
他システムとの連携
多くのサロンでは、顧客管理システムや予約管理システム、会計ソフトなどを併用しています。
これらのシステムと連携できるPOSレジかどうかを確認することも、選定時の重要な要素です。
システム間の連携がスムーズにできれば、データの一元管理が可能となり、作業の手間が大幅に削減されます。
特に、クラウド型のPOSレジは、他のクラウドサービスとも簡単に連携できるものが多く、システム全体の効率化が図れるでしょう。
サポート体制
システムにトラブルが発生した場合、迅速なサポートが受けられるかどうかも重要な選定ポイントです。
サポートが電話だけでなくチャットやメールでも利用できるか、対応時間が長いかなども確認しましょう。
【規模・目的別】
整体・リラクゼーション/美容・エステサロン向け おすすめPOSレジ
整体・リラクゼーションサロンや美容・エステサロン向けのPOSレジで最もおすすめのシステムは、サロンの規模やニーズに応じて異なります。
以下は、いくつかの主要なニーズに応じたおすすめのPOSレジです。
1.小規模サロン向けおすすめPOSレジ
Airレジ
初めてのPOSレジ導入に!無料で手軽に始められるAirレジ
Airレジは、無料で使える基本的な機能が充実しており、小規模なサロンに最適です。
シンプルで直感的な操作性が特徴で、売上管理や顧客管理が簡単に行えます。
また、Airペイと連携することで、多様なキャッシュレス決済にも対応可能です。
無料プランがあるため、初期費用を抑えながら必要な機能を導入できます。
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Square POSレジ
シンプルかつ直感的な操作性が魅力、少人数で効率的なサロン運営をサポート
無料で利用でき、導入が簡単。
シンプルで直感的な操作性を備えており、小規模サロンに適しています。
売上管理や顧客管理、オンライン決済機能も搭載されているため、初期費用を抑えながら効果的な運用が可能です。
また、2024年11月1日より対面でのクレジットカード決済(VISA、MasterCard)の決済手数料は3.25%から2.5%となります(年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の事業者が対象)。
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STORERSレジ
初期費用ゼロで始められる、初心者でも使いやすい、操作性に優れたPOSレジ
STORESレジは、直感的で簡単に操作できるPOSレジで、シンプルな運用を目指す小規模サロンに向いています。
小規模院向けに必要な機能を備えており、物販などのオンラインショップを併設している場合にも適しています。
無料プランで低コストで運用が可能です。
また、STORES決済を利用した中小支援プランに該当すればクレジットカード決済(VISA、Mastercar 1.98 / JCB、American Express、Diners Club、Discover 2.38%)とかなり低く、クレジットカード決済が多い店舗ではコストダウンとなるためおすすめです。
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2.中規模以上のサロン向けおすすめPOSレジ
スマレジ
豊富な機能とカスタマイズ性で成長するサロンに最適なPOS
スマレジは、中規模以上のサロン向けに非常に優れたカスタマイズ性を持つPOSレジです。
売上や在庫の管理、顧客管理に加え、電子カルテや予約システムとの連携が可能で、施術履歴管理やDM配信、リマインドメールなどの機能も備えています。
機能の豊富さに対してコストパフォーマンスが高く、施術管理からマーケティング活動まで幅広くサポートしてくれます。
また、PAYGATEを利用した決済手数料は、クレジットカード決済2.90%~、QRコード決済2.00%~と低く、この支払いが多い店舗ではコストダウンとなるため、おすすめです。
尚、小規模サロンでは、機能が多く利用しない機能が多い場合もあるため、担当者のITリテラシーや見据える事業成長を意識した導入方法はおすすめです。
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POS+ beauty/healthcare(ポスタスビューティー/ヘルスケア)
美容・ヘルスケア業界に特化した豊富な機能が魅力
美容サロン(クリニック・整体院)向けに特化したPOSシステムで、電子カルテや顧客管理機能が充実しており、予約システムや会計ソフトともスムーズに連携します。
料金はやや高めですが、高機能かつ365日サポートが付いているため、スタッフの負担軽減や業務効率化を実現でき、結果として長期的なコスト削減が期待できます。
中規模以上のサロンに最適で、長期的な運営を考えた際のコストパフォーマンスが良好です。
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stera pack POS(ステラパック ポス)
オールインワンで効率的、キャッシュレス対応に強いPOSシステム
stera pack POSは、SMBCが提供する省スペース化を実現したオールインワンの決済端末を兼ね備えたPOSレジです。
スペースをとらず、多機能であり、売上管理、顧客管理、在庫管理に加えて、複数店舗の運営にも対応可能。
顧客管理やクーポン配布などのマーケティング機能も搭載しており、中規模以上のサロンで特に効果を発揮します。
また、stera packを利用した決済手数料は、スタンダードプランのクレジットカード決済(VISA、Mastercard)は2.70%~と低く、この支払いが多い店舗ではコストダウンとなるため、おすすめです。
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4.美容サロン特化型のおすすめ
Bionly(ビオンリー)
美容サロンのニーズに応える、専門性の高いPOSシステム
美容サロンに特化しており、顧客の施術履歴や好みを細かく管理できる点が大きな強みです。
電子カルテやチャット機能がリピート顧客の獲得に役立つため、美容サロンでの顧客サービス向上を目指す経営者におすすめです。
価格はやや高めですが、その分多くの機能が提供されています。
SalonAnswer(EstheAnswer)
美容(エステ)業界専用の効率的な管理ツールを提供するPOS
施術管理や予約管理、複数店舗の売上分析が可能なSalonAnswer(EstheAnswer)は、特に美容サロン(エステサロン)向けに特化しています。
電子カルテや契約書機能(電子サイン機能)も備えており、高度な顧客管理が必要な美容サロンに適しています。
総合的なおすすめ
スマレジ
最後に
まとめ:POSレジを選ぶための主なポイント
- 機能の充実度
予約管理、施術履歴管理、複数スタッフ対応、ポイント・クーポン機能など、サロン向けの必要な機能が揃っているかを確認。 - コストパフォーマンス
初期導入費用やランニングコストが自店舗の経営状況に適しているか。 - 他システムとの連携
顧客管理システムや予約管理システム、会計ソフトなど、他のシステムとスムーズに連携できるかを確認。 - カスタマイズ性(拡張性)
サロンの業務やニーズに合わせて機能を柔軟に追加・変更できるかを確認。 - 操作性
スタッフが直感的に操作でき、業務が円滑に進むかどうかを確認。トライアルやデモンストレーションの利用を推奨。 - サポート体制
故障やトラブルが発生した際に、迅速なサポートが受けられる体制が整っているかを確認。
整体院・リラクゼーションサロンや美容・エステサロンにとって、POSレジの導入は単なる会計ツール以上の意味を持っています。
顧客管理や売上分析、キャッシュレス決済対応など、POSレジはサロン経営全体の効率化をサポートします。
POSレジを上手に活用することで、業務の効率化や売上アップ、さらには顧客満足度の向上を図ることができるのです。
本記事では、サロンに特化したPOSレジの機能や導入によるメリット、選ぶ際の注意点を解説しました。
サロンの規模やニーズに応じたPOSレジを導入することで、スタッフの業務負担を減らし、顧客へのサービス向上に集中することができます。
さらに、将来的な事業拡大にも柔軟に対応できるシステムを選べば、サロン経営は一層強化されることでしょう。
今後、キャッシュレス決済やデジタル化が進む中で、最適なPOSレジを導入し、競争力を高め、サロン経営を次のステージへ進めましょう。
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