Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)について

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Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)について

2021/11/05 GoogleマイビジネスからGoogleビジネスプロフィール(Google Business Profile)に名称を変更すると発表がありました。これに伴い以下の変更があります。

  • Google マップや Google 検索からオーナー申請、プロフィール作成・編集・管理が観点に出来るようになります。
  • ビジネス プロフィールがメールアドレスとリンクされ、Google からのお知らせがプッシュ通知で届くようになります。
  • Google My Business API は、名称が「 Business Profile API」 に変わります。名称が変わっても現在の機能はすべて維持され、引き続き開発が続きます。
  • 2022 年7月より、Google マイビジネス アプリの提供が終了します。そのため、ビジネス情報の管理は、Google 検索またはGoogleマップのアプリをダウンロードしておこなう事となります。

今後数か月で大きな変化も予測されますので、分かり次第、本記事もアップデートしていきます。

参照元:発表文(Googleビジネスプロフィールのヘルプコミュニティ)

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス/Google Mybusinesss)とは、2014年6月にGoogleプレイスとGoogle+が統合されてできたサービスです。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)にビジネス情報を登録すると、Google検索結果とGoogleマップ上に無料で自社のビジネス情報を表示することができ、その情報を更新・管理できます。

完全無料にもかかわらずかなり目立つ位置に表示され、検索ユーザーにダイレクトに自社情報(写真やイベント情報、最新情報、メニュー、所在地、webサイトのリンク、利用者からの口コミなど)を伝えることができ、多くの人に知ってもらえるだけでなく潜在顧客とつながる機会を得ることができます。

Googleで「地域名+業種」などのローカル検索(検索をした場所によって、検索結果が変わる仕様)を反映するため、特に店舗型のビジネスと親和性が高く大きな集客効果が期待できるツールです。そのため、Googleマイビジネスの重要性に気付いた人はすでに対策を始め大きな成果を出しています。

そこで、本記事では、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)とはどのうようなもので、何ができるのか。メリットやデメリットはなにか。といったことをご紹介していきます。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の基礎知識や、集客の新しい方法を模索している店舗の経営者・運営者・マーケティング担当者の方は是非ご覧ください。

尚、なぜGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)をマーケティング戦略の施策としておこなうのかは、マーケティング戦略や他のデジタルマーケティングの施策と紐づいている必要があります。そのため、まだ明確でない方は、以下の記事もご覧ください。

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Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の概要

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)とは、「自社の店舗の情報を登録でき、かつGoogle検索やGoogleマップでその情報を表示させることができる無料ツール」であり、GoogleマイビジネスとGoogleビジネスプロフィールでは、以下の説明となっています。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)のヘルプページでは、以下の説明をしています。

Google マイビジネスは、Google 検索や Google マップなど、Google でのビジネスや組織のオンライン プレゼンスを管理するための使いやすい無料サービスです。ビジネスのオーナー確認を済ませ、ビジネス情報を編集すると、ユーザーにビジネスを見つけてもらいやすくなり、ビジネスについてのメッセージを伝えることができます。

引用元:Googleマイビジネスについて

また、GoogleマイビジネスからGoogleビジネスプロフィールへと名称変更に伴い、ヘルプページでは、以下の説明となっています。

Google ビジネス プロフィールでは、マップや検索などの Google サービスでローカル ビジネスをどのように表示するかを管理できます。実店舗に顧客を迎え入れてサービスを提供するビジネスや、エリア限定でサービスを提供するビジネスを営んでいる方は、ビジネス プロフィールを活用すればユーザーにビジネスをアピールすることができます。

引用元:ビジネスプロフィールとは

このことから、次の点がGoogleマイビジネスの特徴です。

 

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の特徴

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)が注目される理由は、次の大きな特徴があるためです。

  1. ローカル検索に対応
  2. 検索による表示のされ方

それぞれを以下で説明していきます。

 

ローカル検索に対応

Google利用者の急増、ローカル検索の普及

ローカル検索とは、ユーザーの位置情報や特定地域・場所に関するキーワード(検索クエリ)に合わせた結果を表示する検索の仕組みのことです。尚、Google検索アルゴリズムのヴェニスアップデートにより、ユーザーの位置情報が検索結果に反映されています。
これは、東京都○○市にいるユーザーが、「鍼灸院」というキーワードで検索したとすると、○○市内の自分がいる現在地付近の鍼灸院が複数、検索結果に表示されるという事です。

昔は、パソコンで「〇〇なお店」を検索し、検索結果の中からよさそうなお店のwebサイトを閲覧。そして、サービス内容や料金、電話番号や場所・行き方を確認して店舗へ行っていました。しかし、現在は、スマートフォンで「〇〇なお店」を検索し、GPS情報から近くのお店がローカル検索の結果として表示されるナレッジパネルやローカルパックの情報や地図を確認して店舗へ行くことが多くなっています。

このように、現在地など検索者の環境が検索結果に作用し、Googleが集めた「施設情報」が検索結果とGoogleマップにも共有・表示されるため、直接検索(直接店舗名や施設名・住所などでの検索)ならナレッジパネルやローカルパックで最優先表示され、間接検索(関連する業種のカテゴリや、○○したい等のキーワードの場合)は候補が優先表示されます。

また、この検索順位は主に「現在位置」「知名度」「関連性」から決定されます。GPSやIPアドレスからの現在位置情報が大きく影響するため、自社ビジネスの知名度がまだ低かったとしても、ローカル検索に適合しさえすれば、ビジネスを知らなかった新規の見込み客にアピールできるのです。

さらに、従来の「Webサイトを探す検索」と「施設情報を探すローカル検索」では目的が大きく異なり、Googleでローカル検索をおこなう人は、何かしら目的を持っていて、目的を即実現できる場所を探している(ローカル検索ユーザーの半数が24時間以内に来店)。

しかし、Webサイトが不要ということではなく、より詳しい情報を知りたくてWebサイトを閲覧する人もいます。あれこれ調べるまでもなく検索した画面に表示されるナレッジパネルの情報だけでいいというケースも多々あるということです。

参考

  • ヴェニスアップデート(ベニスアップデート/Venice Update)
    ユーザーが現在いる地域情報を検索結果に組み込んだGoogleのアルゴリズムのことです。 ベニスアップデートが行われて以来、Googleでの検索で地域と結びつきのあるキーワードを検索する時に地名を含めずとも、検索した場所に近い店舗や施設が検索結果に表示されるようになりました。
  • ナレッジパネル
    Google 検索では、人物や場所、モノに関する情報を含む特別なボックスが表示されることがあります。Google は、これを「ナレッジパネル」と呼んでいます。ナレッジパネルは、検索された人物、場所、モノに関する主な事実を表示することでそれについてすばやく理解し、トピックに関する情報を簡単に調べられるように設計されています。
  • ローカルパック
    ローカルパックとは、検索エンジンのGoogleの検索結果画面で表示される、Google マイビジネスのリスト(ビジネス名、営業時間、住所、評価、画像、地図が表示されている箇所のこと)です。

 

実店舗型のビジネスに適している

このようなローカル検索の仕組みがあるため、実店舗型のビジネスに適しているという現状があります。

ガイドラインでは、以下の掲載となっています。

Googleマイビジネスのビジネス プロフィールは、特定の営業時間内に顧客と顔を合わせてサービスを提供するタイプのあらゆるビジネスに適しています。
一方、オンライン ビジネスや不動産の賃貸または販売に特化したビジネスは、対象になりません。規模の大きいビジネスには、店舗が複数ある場合に適した管理ツールも用意されています。

参照元:ビジネス プロフィールが適している業種の確認

尚、サービス業においては、顧客との対面の接触が前提となりますが、非店舗型ビジネスまたはハイブリッド型ビジネスのいずれかに区分して表します。

  • 非店舗型ビジネス: 客先に出向いてサービスを提供し、ビジネス拠点の住所では接客しないビジネス。
    例)拠点ではサービス提供しない出張リラクゼーションサービス、オンラインでおこなう運動指導サービス、配管工事、ペット ウォーカーなど
  • ハイブリッド型ビジネス: ビジネス拠点の住所で顧客にサービスを提供し、出張型サービスや商品配達も行うビジネス。
    例)店舗および出張でもおこな鍼灸整骨院、緊急時ロードサービスも提供する自動車販売店など

つまり、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を利用すればGoogle検索やGoogleマップのユーザーに自社の店舗をアピールすることができます。これは、知名度アップや集客向上を目指すうえで大きな働きを期待できることを意味します。
また、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)には「店舗在宅」や「非店舗型サービス」など、実店舗を持っていないサービスも登録可能です。

ガイドラインでは、サービス業のタイプを設定する際のおすすめの方法として以下の掲載となっています。

サービスを提供する都市圏に対してビジネス プロフィールを 1 つだけ作成します。同じ都市圏に同じビジネスのプロフィールが複数あると判明した場合、Google アカウントが停止される場合があります。

顧客に直接応対する実店舗がない場合は、ビジネス拠点の住所を非表示にする必要があります。

参照元:サービス業のタイプを設定する際のおすすめの方法

接客応対する実店舗や拠点を持たず、顧客のもとに直接出向いてサービスを提供するローカル ビジネスが多数あります。このガイドラインをご覧になり、Google ビジネス プロフィールを最大限に活用する方法を理解することで、自社サービス業にご活用ください。

 

Google検索とGoogleマップでの表示のされ方

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の検索方法によって表示される場所が異なります。それは、ローカル検索(直接検索や間接検索のキーワードに地域名や位置情報を含めてグーグル検索すること)における直接検索と間接検索で、ローカルパックやナレッジパネルに表示されるという点です。

図1の、青枠のローカルパックに現在地付近の「エニタイムフィットネス」の地図(マップや)住所などの各店舗情報が表示されます。また、赤枠のナレッジパネルにはエニタイムフィットネスの会社の所在地など含めたビジネス情報が表示されます。
このように、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録すると、Google検索結果とGoogleマップの2箇所に情報を表示できるようになります。そして、①ビジネスの店舗名などを直接検索した場合と、②地域名+ジャンル名で間接検索した場合に表示されます。

 

ローカルパックとナレッジパネル

図1:ローカルパックとナレッジパネル

 

それでは、次に検索方法(直接検索と間接検索)と画面表示(パソコン表示とスマホ表示)の違いを見ていきます。

 

➀直接検索×パソコン表示

パソコンから、店名(施設名)を直接検索した場合は、左側のスペースには通常のWebサイト検索結果が表示され、右側にはナレッジパネルビジネスの詳細が表示されます(図2)。このナレッジパネルには、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)以外にもWikipediaの情報などが掲載されることもあります。

直接検索×パソコン表示

図2:直接検索×パソコン表示

 

➁直接検索×スマホ表示

スマートフォンから店名(施設名)を直接検索した場合は、検索結果のファーストビュー(一番上の目立つ部分)にナレッジパネル表示されます(図3)。

直接検索×スマホ表示

図3:直接検索×スマホ表示

 

➂間接検索×パソコン表示

パソコンから、間接検索(地域名+ジャンルなど)で検索した場合は、ファーストビュー(画面の一番上部)に該当するビジネス情報がローカルパックで表示されます(図4)。また、ローカルパックには検索順位の上位3位までのGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)が表示されます(Googleマップ上で、間接検索をおこなった場合は1ページには20位まで表示)。

尚、間接検索においてナレッジパネルは表示されません。

間接検索×パソコン表示

図4:間接検索×パソコン表示

 

➃間接検索×スマホ表示

スマートフォンから、間接検索(地域名+ジャンルなど)で検索した場合は、パソコン表示と同様ファーストビュー(画面の一番上部)に該当するビジネス情報がローカルパックで表示されます(図5)。

 

間接検索×スマホ表示

図5:間接検索×スマホ表示

 

表示位置による効果

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)におけるローカル検索において、行く店舗(施設)が決まっている場合は直接検索をおこない、カテゴリは決まっているが行く店舗(施設)が決まっていない場合は間接検索をおこなう事が多い。このことから、多くの見込み顧客は間接検索をおこなうと考えられます。

そして、間接検索の結果は、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)のローカルパックに表示され、主に有料広告枠の下部、検索結果1位の上部に表記されます(図6)。
これは、高額の広告宣伝費やSEO対策にかかる時間と労力(外注している場合は費用)をかけずに目立つスペースに表示されやすいという事です。このように、少ない費用・時間・労力で、多くの人にお店を知ってもらうチャンスが広がったことで、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の活用が注目され話題となっているのです。

 

Googleマイビジネスにおける表示例

図6:Googleマイビジネスにおける表示例

 

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の上位表示を狙う施策を「MEO(マップエンジン最適化)」といいますが、MEOは、Google検索で上位を目指すSEO対策よりも少ない予算で行うことができます。Googleマイビジネスの枠(ローカルパック)には、上位3位までが表示されています。つまり、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)内で3位以内に表示されれば、かなり目立つ位置に表示でき、高い集客効果を期待できます。

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Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)でできること

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)では以下のことができます。

  1. 店舗の基本情報を記載できる
  2. ユーザーと交流できる
  3. 口コミの管理・返信ができる
  4. リアルタイムの情報を発信できる
  5. 分析情報を閲覧できる
  6. 無料のwebサイトを作成できる

それでは、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を使うと何ができるのか、具体的に解説していきます。

 

1.店舗の基本情報を掲載できる

店舗の正しい情報を表示できるため、店舗を見つけてもらうだけでなく、その場で電話や、経路検索でき、ダイレクトに店舗へ集客しやすくなります。また、自社webサイトのURLや予約ページのURLをリンクすることで、ユーザーを自社のウェブサイトに誘導でき、業種によっては予約ページなどへの誘導も可能です。

以下の項目を掲載できますので、できるだけ多くの情報を提供することで、ユーザーがお店を選ぶ上で判断しやすくなります。

  • ビジネスの基本情報
    店舗名(商号・屋号)・住所・サービス提供エリア・営業日と営業時間・電話番号・公式サイトURL・予約ページリンク・ビジネスの説明文(750文字)・開業日
  • 商品・サービスの基本情報
    業種カテゴリ・ビジネスの属性・バリアフリー対応・バリアフリー対応・設備(Wi-Fiやトイレ、子ども対応など)・客層・健康安全(検温、マスク、消毒など)・サービスオプション(オンライン予約、訪問サービスなど)
  • 商品・サービスの詳細
    商品・サービスごとにカテゴリ・価格・内容や特徴・お支払方法
  • 写真・動画
    ロゴ、カバー、外観、店内、取り扱い商品・おすすめメニューなど

 

2.ユーザーと交流できる

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の機能を使うことで、ユーザーとの交流が可能となります。具体的には、以下の機能で交流が可能です。

  • ユーザー自身が投稿できる
    店舗や商品・サービスの写真や口コミ
  • メッセージ機能
    ユーザーと直接メッセージができる
  • 「質問と回答」欄から、質問および回答ができる
    Googleアカウントを持っているユーザーなら誰でも自由に質問を作成でき、またオーナー以外の誰でも回答できる機能です。質問をオーナー自身が登録することもできるため、「よく聞かれる質問と回答」を掲載しておくという使い方もできます。

 

3.口コミの管理・返信をできる

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)では、店舗を利用したユーザーが口コミ(評価点とコメント)を投稿でき、ユーザーの口コミに対して返信ができます。
また、良い口コミはもちろん低評価のクチコミにも真摯に対応することで、より良いサービスの向上に活用できます。

 

(参考)口コミのアピール

店舗を利用してくれた人に満足してもらえたら、口コミに投稿してもらえるように積極的にアピールしていきます。魅力が伝わるような利用客からの口コミは増えれば増えるほど、店舗の自然な広告となります。

ただし、口コミを報酬やプレゼント、値引きを条件にお願いするのはポリシー違反でNGとなっています。そのため、違反するような値引きなどを行わず利用者が自ら書きたくなるような工夫が必要となります。

例えば、利用客に対して、チラシを配ったり、webサイトやアプリなどにQRコードのリンク貼ったりして、口コミページへ誘導することもおすすめです。
そのためには、以下のような取り組みも重要です。

  • 会計時に声掛けをする
  • 口コミを促進させるPOPやチラシを用意する
  • DMや公式LINEを使う

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4.リアルタイムの情報を発信できる

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の投稿機能を利用すると、お店の最新情報やキャンペーンなど告知できます。定期的に投稿をおこなっていくことで、さらに検索されやすくなるなど集客に繋がります。
投稿できる内容は以下となります。

  • COVID-19の最新情報:ステータスを更新(COVID-19によるビジネスの変更)、ボタン追加(予約、オンライン注文、購入、詳細、登録、今すぐ電話など)
  • 最新情報:写真・動画、内容、ボタン追加(予約、オンライン注文、購入、詳細、登録、今すぐ電話など)
  • 特典:タイトル(店頭でもオンラインでも20%オフなど)、開始日時と終了日時、特典の詳細(クーポンコード、リンク、利用規約)
  • イベント:写真・動画、タイトル(今週のセールなど)、開始日時、イベントの詳細、ボタン追加(予約、オンライン注文、購入、詳細、登録、今すぐ電話など)
  • 商品・サービス:商品・サービス名、カテゴリ、価格、説明(1000文字)、ボタン追加(オンライン注文、購入、詳細、特典を利用など)

 

5.分析情報を閲覧できる

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)では、登録した情報をどのくらいのユーザーが閲覧しているのか、検索数ボリュームはどのくらいか、どのくらいクリックされたか、電話による問い合わせはどのくらいあったのかなど、ユーザーの動きを分析データを取得できます。主な分析データは以下となります。

これらのデータから集客分析を行い、より効果的な運用ができます。また、Google広告にリンクでき、スマートアシストキャンペーンの作成と掲載結果のトラッキングを行い、提供する商品やサービスを広くアピールすることもできます。

  • 検索方法とその回数:直接検索・間接検索
  • 閲覧ユーザー数:Google検索(パソコン・モバイル)、Googleマップ(パソコン・モバイル)
  • ユーザーのアクション数:webサイトへのアクセス、ルートの検索、電話、予約、メッセージ
  • ルートを検索した地域
  • 電話をかけたタイミングと回数
  • 写真の閲覧数
  • 投稿された写真数:顧客投稿数・オーナー投稿数
  • ユーザーが検索したキーワード

 

6.無料のWebサイトを作成できる

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)内の「ウェブサイト」機能を使えば、簡易的ではありますが、店舗の公式ページを持たない場合でも、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の情報に基づいた簡単なwebサイト(レスポンシブ対応)を作成できます。
しかも、サーバー費用やドメイン費用など利用料金は一切かかりません。そして、有料で独自ドメインを取得することもできます。

 

Googleマイビジネスによるメリット・デメリット

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)におけるメリットとデメリットを説明します。

メリット

これまでの説明から、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)のメリットは以下の通りです。

  • Google検索アルゴリズムのヴェニスアップデート
    ・ユーザーの位置情報が検索結果に反映されるため、地域ユーザーに見てもらいやすい
  • ローカル検索に対応
    ・Googleマップからの流入も見込める
    ・ローカル検索をおこなう人は、目的を即実現できる場所を探しているため来店しやすい
  • Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)における表示位置
    ・少ない費用・時間・労力で高い集客効果が期待できる
  • 店舗の基本情報を記載できる
    ・自社店舗の「正しい情報」をユーザーに伝えることができる
  • ユーザーと交流できる
    ・自社店舗や商品・サービスの魅力をアピールできる
  • 口コミの管理・返信ができる
    ・適切に対応することで、新たな顧客を呼び込むことができる
  • リアルタイムの情報を発信できる
    ・自社店舗の最新情報やキャンペーンをリアルタイムに配信できる
  • 分析情報を閲覧できる
    ・分析データがあることで、改善活動や新たな施策に活用できる
  • 無料のwebサイトを作成できる
    ・自社webサイトがなくても、ユーザーに自社店舗の詳細情報を伝えることができる

 

デメリット

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)によるメリットが多くありますが、一部デメリットも存在します。

  • 口コミがすべて公開される
    ・悪い口コミが投稿される可能性があり、来店率が減少する可能性もある
  • 定期的に情報を更新する必要がある
    ・管理者が行う作業は多岐にわたるため、労力が必要となる
    ・更新が滞り古い情報がそのまま掲載されていると、「営業してる店舗なのかな?」と不安に感じる顧客が多い
  • 表示される写真を指定できない
    ・Google のアルゴリズムで表示される写真が決まる

 

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を活用してみよう

今回は、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)について説明してきました。

店舗で集客のために、インターネット広告(リスティング広告やバナー広告)の出稿や他社予約サイトなどは多くのコストがかかり、自社webサイトなどが検索エンジンで上位表示されるまで、時間と労力がかかってしまうという現状があります。

そのため、無料で多くの機能を活用でき、コストを抑えてマーケティング施策がおこなえるため、この機会にGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の活用をおこなってみてはいかがでしょうか。
「Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の登録・設定」の記事も作成予定ですので、そちらも是非ご覧ください。

※「Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の登録・設定」に関する記事は作成次第UPします。

 

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