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【治療院・クリニック・サロン】ホームページが集客できない7つの原因|チェックリスト付き

「ホームページはあるのに、新患・新規問い合わせがほとんど増えない」
「業者に作ってもらったが、正直どこが悪いのかわからない」

治療院(接骨院・鍼灸院・マッサージ院)や整体院、クリニック、美容・エステサロンなどのヘルスケア事業者様から、こうしたご相談を受けることは少なくありません。

実は、集客できないホームページには“共通する原因”があります。
しかもその多くは、「作り直さないとダメ」という話ではなく、現状を正しく把握できていないことが問題です。

本記事では、治療院・クリニックのホームページが集客できない代表的な7つの原因を解説し、専門知識がなくても確認できるチェックリストとして整理します。

なぜ「ホームページがあるのに集客できない」のか?

多くのヘルスケア事業者様は、

  • 開業時にホームページを作成した
  • 知人や制作会社に任せて作った
  • しばらく内容を触っていない

というケースがほとんどです。

しかし、ホームページは「作った瞬間」から劣化が始まる集客ツールでもあります。

Googleの評価基準、スマホ利用率、ユーザーの行動は年々変化しています。
それにも関わらず、昔のまま放置されていると、集客できなくなるのは当然とも言えます。
そのため、少しの不備が“集客ゼロ”につながることも珍しくありません。

原因① スマホ表示が最適化されていない

現在、治療院・クリニックを探すユーザーの多くはスマートフォンを利用しています。

にもかかわらず、

  • 文字が小さく読みづらい
  • ボタンが押しにくい
  • 表示が崩れている

といった状態では、内容を読まれる前に離脱されてしまいます。

チェックポイント

  • スマホで見たとき、ストレスなく読めますか?
  • 電話・予約ボタンはすぐに押せますか?

原因② 何のホームページか一瞬で分からない

訪問者は、3秒以内に「自分に関係あるか」を判断します。

しかし集客できないホームページでは、

  • 院の強みが分からない
  • 誰向けなのか不明
  • 他院との違いが見えない

というケースが非常に多く見られます。

チェックポイント

  • トップページを見て「どんな人向けか」すぐ伝わりますか?
  • 選ばれる理由が明確に書かれていますか?

原因③ SEO対策がほとんどされていない

「ホームページが検索で見つからない」
これはSEO対策が不十分である可能性が高い状態です。

特に多いのが、

  • タイトルや見出しが適切でない
  • 地域名+業種の対策ができていない
  • 検索される言葉を意識していない

といったケースです。

チェックポイント

  • 「地域名+業種」で検索したとき表示されますか?
  • ページごとに内容が整理されていますか?

原因④ SSL(https化)が未対応、または不完全

SSL未対応のホームページは、

  • ブラウザで「保護されていません」と表示される
  • Googleからの評価が下がる
  • 個人情報の取り扱いに不安を与える

といった信用面・SEO面の両方でマイナスになります。

チェックポイント

  • URLは「https://」から始まっていますか?
  • 問い合わせフォームもSSL対応していますか?

原因⑤ 予約・問い合わせまでの導線が分かりにくい

せっかく興味を持っても、

  • どこから予約すればいいか分からない
  • 問い合わせ方法が複雑
  • 電話番号が見つからない

状態では、行動されずに終わります

チェックポイント

  • 予約・問い合わせボタンは目立っていますか?
  • スマホで1タップで電話できますか?

原因⑥ 情報が古く、更新されていない

情報が数年前のままのホームページは、

  • 「今もやっているのかな?」
  • 「この院、大丈夫かな?」

と不安を与えます。

チェックポイント

  • お知らせやブログは止まっていませんか?
  • 営業時間・料金・スタッフ情報は最新ですか?

原因⑦ 「現状がどうなっているか」把握できていない

最も多い、そして最も深刻なのがこの原因です。

  • 何が問題か分からない
  • 業者の言うことが正しいか判断できない
  • 改善すべき点が見えない

この状態では、対策の打ちようがありません

【チェックリスト】あなたのホームページは大丈夫?

以下に1つでも当てはまる場合、改善余地があります。

  • スマホで見づらい
  • 集客につながっていない
  • SEO対策をした記憶がない
  • SSL対応か分からない
  • 予約・問い合わせが少ない
  • 数年以上ほぼ放置している
  • 何が悪いか分からない

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※医療をはじめとするヘルスケア領域のインターネット上の情報は、誤った情報や不十分な設計がユーザーの判断に大きな影響を与えるため、広告ガイドラインや各種法的規制、さらにGoogleが重視するE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の観点から、特に厳しく評価されています。

まとめ

ホームページが集客できないのは、「努力が足りないから」ではありません。

原因を知らずに放置していることが、最大の問題です。

  • 何ができていて
  • 何ができていないのか

を知るだけでも、次の一手は大きく変わります。

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飯塚 伸之(いいづか のぶゆき)

株式会社BE NOBLE 代表取締役、法政大学経営大学院特任講師、MBA(経営管理修士)
医療機関での勤務経験を活かし、ヘルスケア事業者の経営・集客支援や資金調達支援、M&A、企業向け健康経営支援事業を展開。 中小企業診断士/健康経営エキスパートアドバイザー/医療経営士/ファイナンシャルプランナー/鍼灸師/柔道整復師/キャリアコンサルタント/産業カウンセラーなど、多岐にわたる資格を保有し、幅広い視点からクライアントの課題解決に取り組む。

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